wine <vol.15> 活イカとワイン 6月末、所用で函館へ行ってきた。毎年この時期は、解禁になったばかりの「マイカ=スルメイカ」の活け造り、いわゆる「活イカ」を食べるのを楽しみにしている。近年、函館ではイカの不漁が続き、一向に回復傾向にない。かつてのように、いつでもどこでも、気... 2023.07.08 wine
wine <vol.14> 焼き魚とワイン 「肉料理には赤ワイン、魚料理には白ワイン」。これは、一昔前によく言われていた常套句だ。しかし、物事はそう単純なものではない。結論から言うと、赤が合うか白が合うかは、味付けと料理法で決まる。素材自体の持ち味も大事だが、それ以上に相性を左右する... 2023.07.01 wine
wine <vol.13> 最後の晩餐とワイン 「みな、この杯から飲みなさい。これは、私の契約の血だ。罪を赦すために多くの人のために流されるものだ」(マタイによる福音書第26章27-28節)。これは、死を予期したイエス・キリストが、弟子たちと食事を共にする「最後の晩餐」での言葉とされてい... 2023.06.25 wine
wine <vol.12> 史上空前!究極の偽造ワイン つい最近、フィリピンを拠点とした大規模な特殊詐欺および連続強盗事件、いわゆる“ルフィ事件”が世間を騒がせた。じつは、ワインの世界でも20年ほど前、全米を揺るがせた偽造ワインによる史上空前の詐欺事件が発生した。こちらは「ルディ事件」と呼ばれる... 2023.06.17 wine
wine <vol.11> 近代資本主義とワイン 近代資本主義は、いつどこでどのようにして始まり、今日の私たちの社会に至るまで脈々と受け継がれて来ているのか?このきわめて難しい問題に挑み、画期的な論考を打ち立てた人物がいる。19世紀後期から20世紀初頭にかけて活躍したドイツの社会学者、マッ... 2023.06.11 wine
wine <vol.10> 王のワインと女王のワイン “王のワイン”と呼ばれるワインがある。vol.2の回では“神のワイン”として世界中の人々に愛されるカベルネ・ソーヴィニオンを、“悪魔のワイン”として特定の人の心を虜にするピノ・ノワールを紹介した。では、王のワインとはどのような例えで使われて... 2023.06.05 wine
wine <vol.9> まほろばのワイン 山形県東置賜郡高畠町は“まほろばの里”と呼ばれる。“まほろば”とは、「丘や山に囲まれた稔り豊かで住みよいところ」を指す古語だ。高畠町は全国屈指のブドウ産地として知られ、この地で高品質なワイン造りに取り組んでいるのが「高畠ワイナリー」だ。10... 2023.05.31 wine
wine <vol.8> 椎名誠とワイン 椎名誠の紀行文が好きだ。ほとんど全冊読み尽くしたと思う。シベリア、楼蘭、アマゾン、南米、東南アジア、中東、アフリカ、モンゴル、その他世界中の辺境秘境へ、あるときは怪しい探検隊の面々とともに、あるときは学術調査団の一員として、またあるときは単... 2023.05.23 wine
wine <vol.7> 桔梗の地とワイン 2019年(令和元年)7月、函館市桔梗町に広がる丘陵地帯にフランス・ブルゴーニュの名門「ドメーヌ・ド・モンティーユ」が開設したブドウ園で植樹式が行なわれた。モンティーユはブルゴーニュで300年の歴史を持ち、フランス屈指の醸造家として知られる... 2023.05.18 wine
wine <vol.6> ヒロシとワイン 結論から言うと、ヒロシはワインを飲まない。アルコール類が苦手なのである。あ、前提を述べていなかった。ヒロシとは「・・・・ヒロシです」でおなじみの芸人だ。最近では“ぼっちキャンプ”でも再ブレイクし、本まで出版している。BS朝日の「迷宮グルメ異... 2023.05.14 wine