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<vol.70> 明治神宮のワイン

2025年(平成7年)の年が明けた。元旦のテレビでは、明治神宮に大勢の初詣客が訪れる様子が映し出されていた。ずいぶん昔、筆者も一度だけここへ初詣に行ったことがあるが、もの凄い数の人波に圧倒され、結局本殿までたどり着けず諦めて帰った思い出があ...
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<vol.69> 佃煮とワイン

先日、東京へ行った際には上野のビジネスホテルに泊まった。上野といっても住所的には「東上野」になる。いまこのエリアには、韓国食材の店やインド・ネパール料理店、中国人経営の料理店などが密集し、混沌とした雰囲気に満ちている。そんな中、ホテルの真向...
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<vol.68> イスラム教とワイン

ワイン発祥の地が、8000年前のジョージアであることは、<vol.42>で詳しく述べた。これは近年、世界最古のワインの遺跡がジョージアで発見されたからであって、それ以前は長い間、6000年前のメソポタミアが世界最古の地と考えられていたのだ。...
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<vol.67> 銀座でワイン

「♪東京でひとつ 銀座でひとつ 若い二人が初めて逢った 真実(ほんと)の恋の物語~」。これはデュエット曲の定番、“銀恋”こと、「銀座の恋の物語」のサビの部分である。この曲は、銀座の街を舞台に、石原裕次郎と浅丘ルリ子が共演した同名映画(196...
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<vol.66> 白菜とワイン

冬といえば、やはり鍋である。鍋に付きものといえば、白菜である。スーパーの店頭には、鍋用のスープなどと一緒に、白菜が山積みされているのを見かけるようになった。白菜というと漬物などでもおなじみで、和食には欠かせない日本古来の伝統野菜かと思い込ん...
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<vol.65> ハロウィンとワイン

一昨日の10月31日は、ハロウィンだった。コロナ禍前には、渋谷スクランブル交差点に大勢の仮装者が集まり、逮捕者が出るほどのお祭り騒ぎぶりが問題となっていたが、最近は警備が強化されたせいか、それほどでもないようだ。ハロウィンのシンボルといえば...
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<vol.64> 納豆とワイン

納豆が好きで、日常的によく食べている。朝にご飯にかけて食べることもあれば、夜にワインのつまみにすることもある。納豆とワインは相性ピッタリというほどではないが、まったく合わないというものでもない。要は、味付けと料理法次第なのだ。このブログは、...
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<vol.63> ポッキーとワイン

BSテレ東で放送中の「辰巳琢郎の葡萄酒浪漫(ワインロマン)」という番組がある。その中で、辰巳琢郎がいつも旨そうにポッキーをつまみながら赤ワインを飲むシーンが登場する。あまりにも旨そうにワインと合わせているので、果たしてそんなに合うものなのだ...
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<vol.62> 芋煮とワイン

「♪広瀬川 流れる岸辺 想い出は帰らず~」とは、さとう宗幸が仙台への想いを歌った叙事詩「青葉城恋唄」の一節である。冒頭に歌われる広瀬川は、仙台の雅称である「杜の都」の顔とも言える情緒あふれる川として知られる。ただ、仙台市民にとっての広瀬川は...
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<vol.61> 喜望峰のワイン

「喜望峰」とは、アフリカ大陸のほぼ最南端にある岬だ。1488年にポルトガルのバルトロメウ・ディアスが西洋人として初めて到達したが、あまりにも荒れる海域だったため、当初は「嵐の岬」と名付けられた。その10年後の1498年、同じくポルトガル人の...